今、大阪でもっともおしゃれな街「北浜」で、一際おしゃれなでリーズナブルな宿『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜」に泊まってきたのでレビューします。
実際に泊まってみると宿泊者なら無料で使えるラウンジは自分で豆をひいて飲めるコーヒーやカフェにありそうな数種類のカフェラテも飲み放題というコスパ最強のユートピアでした。
こんにちは、大阪在住だけど大阪のホテルに宿泊するのが趣味なビー玉夫婦が実際に泊まってよかったホテルを紹介するブログです。
本日は『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』の宿泊レビューのほかにホテルから近い格安駐車場やおすすめスポット情報も紹介します。ホテル選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』 概要&宿泊費
宿泊日 2022年11月13日(日)
宿泊者 夫婦2人
客室タイプ スタンダードツイン(21.7m²)
ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜 | |
ラウンジ無料サービス | 紅茶、コーヒー、カフェラテなど |
大浴場 | なし |
館内着 | セパレート(パジャマ) |
朝食 | 洋食中心のビュッフェ(1,800円) |
チェックイン/アウト | 15:00/11:00 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | ・大阪メトロ堺筋線・京阪電車「北浜」駅(3号出口) 直結 ・大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅(8号出口) 徒歩約8分 |
住所 | 〒541-0041 大阪市中央区北浜1-9-8 TEL 06-6220-1111 |
他府県から大阪に観光に来る場合はコテコテギラギラの大阪を期待する人がほとんどだと思うのですが...じつはね、あれはビジネスギラギラなんですよ(半分本当)。
大阪のキャッチフレーズをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
「食べてって大阪」でも「おもろいな大阪」でもなく
なんと「水の都」なんですよ。全然イメージないでしょう?
かつて大阪は水運の発達によって経済、文化の中心だった時代があるんですよ。
北浜には昭和後期から大正時代にかけて「大大阪時代」と呼ばれていた頃を象徴するようなレトロビルがたくさん残っており、川沿いには落ち着けるカフェがたくさんできています。
こてこてギラギラではない大阪の一面を見せてくれる街なのです。
そんな大阪を国内外にアピールしようとしたのかどうかわかりませんが、北浜から淀屋橋には最近になってホテルが乱立しています。ビジネス街ってこともあり梅田(大阪駅周辺)よりも比較的安く泊まることができます。
『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』もそんなホテルの一つ。
本日の宿は大阪メトロ『北浜』駅にほぼ直結のホテル『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』、三菱地所グループが展開するロイヤルパークホテル系列のホテルです。
『キャンバス』とは真っ白なキャンバスに絵を描くように自由に利用してもらいたいという思いからつけられた名前なんだとか、カジュアルな価格帯なので若い人が多いかなと思っていましたが、宿泊客の年齢層は幅広かったです。
今回の予約はYAHOO!トラベル
『ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜』の宿泊費(2人分) | |
通常宿泊費 | 14,400円 |
全国旅行支援 (日本中から大阪いらっしゃい) | -4,147円 |
即時利用割引 | -4,032円 |
全国旅行支援クーポン | 6,000円 |
宿泊費6,221円(実質宿泊費 221円) |
Yahoo!トラベルでは「即時割」といって予約時に付与されるポイントがその予約時に使えるというサービスがあるのですよ。なのでポイント=その場で割引になります。
せっかくのポイントも使い忘れるともったいないので、その場で使えるのはありがたいですよね。
YAHOO!トラベルの即時割と全国旅行支援の恩恵を受けて実質なんと221円!過去最安値での宿泊です。
▼宿泊料は時期によって変わるので各種サイトでご確認ください
『ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜』宿泊レビュー
北浜の宿に泊まると決めたのは、『名建築で朝食を』というドラマの大阪編をみて無性にレトロビル巡りをしたくなったから!
要するに外遊びをしようと思っていたんですが、そいうい時は必ず雨を降らせてしまうビー玉夫の雨男ぶり。
今回も例にもれず朝から本格的な雨日和。
普段は交通費節約のためにバイクでホテルに向かうのですが、今回は電車を使いました。
大阪メトロ「北浜駅」の3号出口からでると、すでにホテルの建物の軒下です。
私たちは地下1階からホテル2Fのフロントまで、息を切らせながら階段を登ったんですが、ホテル1階からはエレベーターで上がれることを後で知りました。
ホテルのエントランスにはライオンの絵が飾っていて、こらが運命(というほどでもない)の分かれ道で、真っ直ぐ進めばエレベーターがあり、後ろを振り返れば階段コースです。
階段コースには、いかも「ここがホテルの入り口ですよ」って感じの自動ドアがあり、妙齢のビー玉夫婦にとっては過酷なトラップ。※はい、大袈裟です。
階段を登り切った先にあるフロントには、息切れする私を労うようにアルパカの置物。
ホテルには自動チュエックイン機もありましたが、全国旅行支援で予約した私たちは対面でのチェックインです。
到着は15時すぎでしたが、フロントは空いててスムーズにチェックイン。
アメニティはフロントの後ろの「CANVAS PICKUP」で必要なものだけを選ぶシステムです。
スキンケアセットだけでもありがたいのに、フェイスパックまであって、女性には嬉しいラインナップです。梅茶があるのも珍しい。
部屋には歯ブラシなどの基本的なアメニティは別にありました。
スタンダードツイン ルームツアー
部屋はスタンダードツインで2人で泊まるにはもっとも安価な部屋だったんですが、21.7m²と思ったよりもずっと広くて荷物が多い人でも大丈夫そう。
テーブルのほかに2人座れるソファーまであります。
ベッドには2種類の枕の他に何故かライオン柄のクッション。
ホテルの近くには通称「難波橋」という石橋があり、左右の欄干に仁王像のように 「あ」「うん」の口の形のライオンが鎮座していることから通称「ライオン橋」と呼ばれて親しまれています。
たぶん、この「ライオン橋」のライオンがホテルのマスコット(?)になってるんでしょうね。
「ライオン橋」ホテルからは1分くらいなので、時間があったら見に行ってみてはいかがでしょうか?
ベッドの枕元には電源コンセント以外にもUSBの先込み口も左右ひとあり、スマホの充電も安心です。
そして感動したのは、全部屋に美顔器が置いてあったこと!これがめちゃくちゃ気持ちよくてですね、次の日のメイクのノリがめちゃめちゃよかったです。
テーブルの引き出しの中に電気ポットとマグカップにガラスのコップも2つずつ。
2階のアメニティバーでコーヒー、紅茶、煎茶、ほうじ茶、梅こぶ茶など置いてあったので、部屋で好きなものを飲めます。
ミネラルウォーターは部屋には置いてなくて、フロントでお願いするともらえます。
このスタンダードツインの部屋には湯船がなくてシャワーだけ。
シャワーはレインシャワーです。天井に近い場所から雨のようにお湯が落ちてきます。水圧も強く滝行のような気持ちよさがお気に入り。
個人的にはユニットバスよりも個別のシャワー室があるほうがトイレットペーパーがしけったりしなくて嬉しいです。シャワー室はカラフルなタイル張りで可愛らしい。
タイルって手入れが大変なイメージですが、カビなど一切なくて清潔で気持ちのよい水回りでした。
テレビはベッドの足元側で見やすかったですよ。大きさは48インチくらい。
テレビの裏には可動式のアームが付いていて、向きを変えることができます。ベッドだけでなくソファに座ってテレビみることもできます。
私はいつも Fire TV Stickを持参して、ホテルの部屋で映画をみることにしてるんですが、とても設置しやすくてポイント高しです。
クローゼットは洗面室の横にオープンスタイル。反対側には大きな姿見があり、シンプルながらも効率の良い動線。
4階にレンタルルームがあってズボンプレッサー、ヘアアイロン、ヘルスメーター、毛布、低反発枕、そば殻枕、追加枕、加湿器、延長コードが自由に借りられるんですが、私たちが行った時は枕しか残ってなかったので、チェックインしたら部屋にいくよりも早くレンタルルームに行ったほうがいいかも。
レトロビル巡りをする予定でしたが、雨が激しくふっていたので今回は予定は見送ってリビングでPC作業をすることにしました。
カフェラテ飲み放題の快適すぎるラウンジ
ラウンジはフロントと同じ2階。めちゃめちゃ広いスペースでした。宿泊日は11月の中頃でしたが、すでにクリスマスツリーが飾ってステキな雰囲気。
ベランダ席にはストーブが置かれていて、寒くはなく快適だったんですが雨が吹き込んできていたので早々に室内に戻りました。
ここはワーキングスペースとして宿泊者以外でも有料で使えるようです。宿泊者は無料で多種のドリングが飲み放題です。
テーブルには電源コンセントも用意されていて快適にPC作業できました。むしろ家よりも作業が進むw
自分で豆を配合するところから自分好みにできるコーヒーはなかなか美味しかったです。使い方は戸惑ってコーヒー豆をぶちまけて申し訳なかったですけど(泣)。
コーヒー以外にもオレンジジュースやコーヒーメーカーではカフェラテや抹茶ラテなどのカフェのようなメニューもありましたよ。
このラウンジでは18:00~20:00にアルコールの振る舞いがあります。
ハードシードル、ハイボール、スコッチウイスキー、赤白ワインが飲み放題になるサービスです。
今回私たちは二階建てオープンバスに乗って御堂筋のライトアップを巡るツアーを予約しており、今回は涙を飲んでスルー。
OSAKA SKY VISTA オープンデッキバスです。イルミネーション関係なく1年中大阪の街を走っているバスで、年末のイルミネーションの時期は夜の運営「御堂筋イルミネーションバス 光の饗宴を満喫」ツアー」が人気。
12月は早いうちにチケットが売り切れますが、11月は3日前でもチケットが取れました。
1500円で60分間のツアーです。地元大阪でガイド付きの観光バスに乗るのが楽しかった!ガイドすることがあっても、されることはなかなかないですからとても新鮮。
バスツアーを楽しみ、梅田で晩御飯を食べてほろ酔いで帰ってきました。
北浜の象徴「五代友厚像」。大阪経済の基礎を作り上げたすごい人です。
NHKの朝ドラ「あさが来た」でディーン・フジオカさん演じて話題になりました。夜の五代様もなかなにりりしい。
ちなみにホテルはこの五代像のある大阪商工会議所のすぐ隣です。
北浜近郊はビジネス街で日曜日の夜にオープンしているお店が少ないのが残念ですが、梅田までは頑張れば歩ける距離(20分くらい)。ご飯を食べた後の散歩にはいい距離です。
ホテルの部屋からお向かいの五感 北浜本館(カフェ&スイーツショップ)のライトアップを眺めつつ、おやすみなさい。
フォーも食べられる朝ごはんビュッフェ
『ザロイヤルパークキャンパス』の朝ごはんはおしゃれで美味しいと聞いていたので、起きてすぐではなく中之島を1時間くらい散歩して万全のコンディションで朝ごはんに挑みます。
2階のラウンジが朝ごはん会場になっていました。メニューは多くはないですがバランスは良さげ♪
会場内は空いていて、広々としたソファー席に座れました。
最近おしゃれホテルには必ずあるドーナツキャラリー。色とりどりは過去一かわいいです。
和食もありましたが、どちらかといえば洋食中心のビュッフェです。
チーズとサーモンマリネがあるのは個人的にポイント高し。
珍しいなって思ったのは、自分で麺を湯がいてつくるフォー。優しい味のスープで朝にピッタリ。
パンにチーズとマリネをのっけて即席のオープンサンド。
ドーナツは可愛いだけじゃなく、ふっかふかでケーキのような味わい。
ドライフルーツやナッツが種類豊富でデザートとして食べるもよし、サラダにちらすもよしで使い勝手がよかったです。
朝ごはんの価格は1,800円。お値段以上のお得さを感じました。
ご飯を食べた後は荷造りして名残惜しいですが9時ごろにチェックアウトしてそのまま仕事へGOです。
夕方のシードルタイムを逃したのが心残りなのでいつか必ずリベンジします。
『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』近隣のおすすめスポット
『ザロイヤルパークキャンバス』から徒歩圏内のおすすめスポットの紹介です。北浜はなんといってもレトロビル巡りが楽しいのでMapを作ってみました。
北浜のレトロビル巡り
ごく一部ではありますが、北浜に点在するレトロビルディングの簡単な説明など
【大阪中央公会堂】
大正7年に様式の天才などといわれた岡田信一郎氏の原案により立てらてた中ノ島のシンボル的な建物。実際の建築には東京駅で有名な辰野金吾氏が携わりました。1階はレストランとして営業していて美味しいオムライスが食べられます。
【大阪府立図書館】
中央部は明治37年に第15代住友吉左衛門氏の寄付によってつくられたもの。設計は住友家の建築技師長を務めた野口孫市氏。現在は図書館として使われていています。内部はいかにも連続殺人事件が起こりそうな洋館
【新井ビル】
大正11年に皇居二重橋の設計で有名な河合浩蔵氏によって建てられました。
現在は「五感 北浜店」というカフェが入っております
【高麗橋野村ビル】
昭和2、安井武雄氏によって建てられました。
現在は1Fにサンマルクカフェが入っております。
【オペラ・ドメーヌ高麗橋ビル】
明治45年に東京駅で有名な辰野金吾氏によって建てられました。
現在は結婚式場として営業
【芝川ビル】
昭和2年竣工。当時珍しかった鉄筋コンクリート造り。
南米マヤ・インカの装飾も珍しいビルです。現在は飲食や小売など個性的でオシャレなテナントが入っています。
【日本基督教団浪花教会】
昭和5年、近江兄弟社の創立者で、建築家としても有名なヴォーリスが指導し建築されたゴシック様式の教会。
【大阪倶楽部】
大正13年5月に建築家・安井武雄氏によって建てられました。現在は結婚式場として営業されています
中之島公園
堂島川と土佐掘川にはさまれた水辺公園。1年を通して多くのイベントが行われているんですが、有名なのは約310種類およそ3700株からなるバラ園。
バラの開花時期開5月中旬~5月下旬、10月上旬~10月下旬には入園無料できれいなバラを見られます。
11月の中旬でもまだ少し残ってました。
北浜のホテルで泊まったからこそ見られた誰もいない早朝のバラ園はとても美しかったです。
ホテルからUSJや道頓堀など観光地までの交通機関&所要時間
ホテルから目的地までの所用時間 | |||
目的地 | 交通手段 | 乗り換え回数 | 所用時間(目安) |
中之島公園 | 徒歩 | ー | 2分 |
なんば | 大阪メトロ (御堂筋線) | なし | 20分 |
通天閣 | 大阪メトロ(堺筋線) | なし | 15分 |
USJ | 大阪メトロ(堺筋線) →JR | 3回 | 40分 |
梅田 | 徒歩 大阪メトロ(御堂筋線) | ー なし | 20分 15分 |
京都 | 大阪メトロ(御堂筋線) →JR | 1回 | 60分 |
新大阪 (新幹線の駅) | 大阪メトロ (御堂筋線) | なし | 20分 |
『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』近隣の格安駐車場
ホテル近くの格安駐車場情報です。私たち夫婦はバイクが主な交通手段なんですが、何気に停めるところに困るのがバイク。そんなバイク(自動二輪)用の駐車場も紹介します。
価格は時期によって変わるので、駐車する前に現地の看板にてお確かめください。
車の場合
ホテルのある北浜や淀屋橋は観光よりもビジネスで駐車場を使う人が多い地域です。駐車場はたくさんありますが、日曜は安いところもあるものの平日は激高です。最大料金も設定されていないところが多いので、2日に渡って停める必要のある宿泊には不向き。
ホテルから難波橋(ライオン橋)を渡っただけで24時間1,000円〜1,600円くらいで停められるところもあります。
ホテルまでは徒歩で5分〜10分くらいの穴場です。
バイク(自動二輪)の場合
『ザロイヤルパーク大阪北浜』へは雨のために電車で行きましたが、中之島に行くときにいつも停めるバイク駐車場は『エコステーション21なにわ橋 バイク駐輪場』
中之島公園の地下に100台以上のバイクを停められるパーキングがあります。地下なので屋根もあり突然の雨も安心です。
大きなイベントがある時も空いていることが多いのでおすすめです。
ホテルまでは徒歩2分くらい
『ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜』宿泊レビューまとめ
宿泊日 2023年11月13日(日)〜14日(月)
宿泊者 夫婦2人
セミダブル(18m²)朝食付きで2人14,400円(全国旅行支援 実質221円)
ホテル名を「キャンパス」だと間違えてて学生さん向けのホテル、または若い人のためのホテルだと思っていいたんですが、違いましたw
“キャンバス”です。
若い人だけじゃなく年齢層は幅広く、女性が若干多いかなって感じですが、宿泊者が自由に使えるラウンジではPC作業をしてる男性も多くいらっしゃいました。
ラウンジには高速WiFiもありネットはサクサク。まるでカフェのようなドリンクメニューが無料でのめるのでめちゃくちゃ居心地が良かったです。
ホテルと同じ敷地にファミリーマート、3分ほどの距離にスーパーもあり便利。
ただ、基本的にはビジネス街です。土日の夜にオープンしている飲食店が少ないのは残念ポイントではあります。その分、夜は静かに過ごしたい人にとってはナンバや梅田よりもずっと落ち着いています。
早朝の中之島散歩も最高に気持ちよかったです。
『ザロイヤルパークキャンバス大阪北浜』はおしゃれでサービス満点のホテルを探しているあなたにおすすめのホテルです。
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