大阪メトロ(ポートタウン線)「中ふ頭」駅より徒歩約4分、徒歩7分の大阪メトロ(中央線)「トレードセンター前」駅まで歩けば、2025年4月に開催予定の大阪・関西万博の会場までたった1駅という「クインテッサホテル大阪ベイ」に宿泊してきたのでレビューします。
実際に泊まってみると、42㎡という客室の広さは想像以上、高級ホテル並の広いお風呂には感動が抑えられません。
こんにちは、大阪在住だけど大阪のホテルに泊まって朝ごはんを食べるのが趣味なビー玉夫婦が実際に泊まってよかったホテルを紹介するブログです。
本日は、宿泊レビューのほかにホテルから近い格安駐車場やおすすめスポット情報も紹介します。ホテル選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
『クインテッサホテル大阪ベイ』 概要&宿泊費

宿泊日 2025年3月23日(日)〜24日(月)
宿泊者 夫婦2人
客室タイプ スタンダードダブル(42㎡)
「クインテッサホテル大阪ベイ」の概要 | |
ラウンジ無料サービス | なし(アメニティにお茶ティーバッグあり) |
大浴場 | なし |
館内着 | ワンピース |
朝食 | 和洋ビュッフェ(大人3,000円) |
チェックイン/アウト | 15:00/11:00 |
駐車場 | 提携駐車場あり(1泊1,000円) |
最寄駅 | 大阪メトロ(ポートタウン線)「中ふ頭」駅より徒歩約4分 大阪メトロ(中央線)「トレードセンター前」駅より徒歩約7分 |
住所 | 〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北1 |
近隣のコンビニなど | ホテル内に売店あり 徒歩4分のさきしまコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)の1階に23時まで営業ローソンあり |
前日まではホテルに泊まる予定じゃなかったんですが、思いのほか仕事が早く終わり1日まるまる時間が空いたので急遽ホテルを予約しました。予約したのはTrip.com。
前日予約は安くなることが多いですが基本キャンセル不可なので間違わないようにと緊張します。
『クインテッサホテル大阪ベイ』の宿泊費(2人分) | |
通常宿泊費 | 14,675円 |
宿泊費 14,675円 |
▼宿泊料は時期によって変わるので各種サイトでご確認ください
『クインテッサホテル大阪ベイ』チェックイン

近くまできたので、2025年4月から開催される大阪・関西万博の最寄駅、大阪の新たな玄関口「夢洲駅」を見に行きまして、新しい駅にワクワクしながら15時ごろにホテルに到着。
ホテルから一番近いのは大阪メトロ(ポートタウン線)「中ふ頭」駅なんですが、万博に行ってホテルに帰ってくるなら夢洲駅から一駅の大阪メトロ(中央線)「トレードセンター前」駅が便利。徒歩7分ですが、道もわかりやすいです。

「トレードセンター前」駅のすぐ前の歩道橋からホテルを見たものです、まっすぐ真正面にホテルが見えます。

ホテル着!
元々は「ホテル・ラ・レゾン大阪」というホテルだったものを2018年にクインテッサホテルブランド六番目のホテルとしてリブランドオープン。
QUINTESSA(クインテッサ) という名は、「QUINTESSENCE(真実や本質を表す)」から生まれた言葉で、「Q」には探求や探索の「QUEST」や、品質・特性・良質を表す「QUALITY」などのさまざまな意味も込めているそうです。
オープン当初から大阪の観光地から少々離れていて大阪の穴場ホテルと言われていましたが、万博開催中は万博にもっとも近いホテルのひとつとなっています。

カラフルでポップなエントランスは気分を明るくしてくれます。

海が近いので、天井からはクジラや魚のオブジェが吊り下げられていてかわいいです。

チェックインは名前を住所を記入して、ルームキーを受け取ります。ルームキーは1部屋1枚。

アメニティはフロント横のアメニティバーから必要なものをピックアップします。
【アメニティバー】
カミソリ、歯ブラシセット、コットン・ヘアゴムセット、ボディータオル、洗顔料、化粧水、乳液、綿棒
スキンケアセットはジョイエットというメーカーのもの。珍しいチューリップの香。ハーブのような爽やかさと優しいフローラル系香りが合わさった感じでした。

ホテルの客室やラウンジで見かける雑誌が「ご自由にお持ちください」ってなってるのには驚きました。内容に興味があったのでありがたく頂きました。

建物全体でエレベーターは6基ありますが、ホテルのエレベーターはその内3基です。

ホテルの構成
1階 フロント、レストラン、売店
5階 多目的ホール、客室
6階〜11階 客室
電子レンジ1階/自販機6・8・10階/製氷機・ランドリー各階

今回私たちの部屋は、最上階の11階。外光の入る明るい廊下です。
「スタンダードダブル(42㎡)」ルームツア

では、ドキドキのドアオープン♪

広いとは聞いていましたが、部屋の端までが遠近法を感じるほど遠い。
普段は11㎡〜16㎡のなんでも手が届くようなコンパクトルームに泊まることが多いので尚更広く感じます。端から端まで歩数を数えてみたら20歩もありました。ちょっとした運動!

天井も高くて2.8mあり部屋がより広く見えました。
ベッド周り

ベッドはシモンズ製で硬めの質感。ダブルベットルームという名称ですが、ベッド幅は200cmなので実際はキングサイズですね。ある程度の悪寝相でも包容力を発揮してくれそう。

ベッドサイドにはルームライトのスイッチとAC電源のコンセント。建物自体は古いからかUSBポートがなかったのは残念。変換アダプタは持っていったほうがいいです。
枕は固め柔らかめの2種類が2つづ、クッション2つ。

部屋着は前ボタンのワンピース。151cmの私はふくらはぎ丈、172cmの夫は膝丈です。
リビング部分

テレビは38〜42インチくらいだと思うけど、部屋が広いので小さく感じます。テレビではFODが見られますが有料です。
私たちはAmazon Fire TV Stickを持って行きました。壁付きテレビではないので設置が簡単でしたよ。

Amazon Fire TV Stickとは、テレビの HDMI端子に差し込むだけで、テレビで動画配信サービス(VOD)やYoutubeなどのインターネットコンテンツを利用できる器具です。

空気清浄機はシャープ。加湿もできるタイプです。

2人座っても余裕のソファー。ここではテレビを見たりご飯やおやつを食べたり、一番長く過ごした場所です。

この広い部屋のデメリットはベッドからテレビが遠い...でしょうか。
ホテルに泊まったら、ベッドでゴロゴロしながら映画を見るのを楽しみにしているんですが、ここではソファーに座っての鑑賞となりました。映画を見ながら寝落ちするのがホテルステイの醍醐味だと思っているので、そこは少し残念。

ドレッサーにもなるテーブルもあります。

テーブルの下にはコンパクトな冷蔵庫。

マグカップは大好きなノリタケでした。シンプルで素敵ですね。

電気ケトルはティファール

ワイングラスもあり、かんぱーいとかできるやんって思ったら、蓋付きのガラスのコップでした。ワインというよりはブランデーとかが似合うかな。私たちは缶ビールだったけど。

ドリップコーヒーや緑茶のティーバッグもありました。

壁にアートが飾ってありました。あの有名なピカソの絵画を印刷したもの。これ、オシャレでいいなって思って調べたらYahooショッピングで4,000円くらいでした。買っちゃおうかなぁ。

こちらはベッド側からルームドアを見た構図です。縦にやたらと長い部屋です。使い勝手はよく「ここだったら住めるね」という話をしました。
水回り

洗面も2人並んでも余裕の広さです。

ドライヤーはパナソニック。風量はそこそこ。セミロングくらいならストレスなく乾きそう。

特筆すべきはお風呂です。めっちゃ広くてびっくりしちゃった。過去一番広いお風呂かもしれません。湯船は151cmの私が足を伸ばしてもあと10cmくらい余裕ある感じ。肩まで使ったら溺れてしまいそうな広さで最高っ。
写真を撮るのを忘れてたんですが、壁には引き込み式の洗濯ロープもありました。引っ張ってセットすると大容量の千場が現れます。長期滞在する人には便利ですよね。

天井からはレインシャワー。水量たっぷりでしっかり洗い流せますよ。

La Fleur organicのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。ユニセックスな爽やかな香でした。シャンプーはつるんとした仕上がりでした。

ちなみにこちらは1階のアメニティバーから頂いてきたスキンケア(クレンジング、洗顔、化粧水、乳液)、ジョイエッロというメーカーのものです。私は知らないメーカーでしたが、クレンジングの落ちも良かったし、もっちりしっとり仕上がるし、チューリップの香りがグリーンフローラルっていうのかなぁ、スッキリとしつつ華やかさもあって良かったです。

トイレも広いですが、手洗い場所がなかったのはちょっと不便だったかな。

クローゼットはルームドアのすぐ横。ハンガーはボトムクリップが付いたものが6本。消臭スプレー、洋服ブラシ、靴べら、使い捨てスリッパ、貴重品入れはクローゼットの中にありました。
ホテルの設備
部屋をひと通り物色したら、ホテル内の探検です。

ランドリーと製氷機は各階1台づつありました。洗濯1回300円(洗剤無料)、乾燥機は30分100円です。

偶数階にドリンクの自動販売機があります。アルコールはなし。

ホテル1階には売店があり、カップ麺やスナック菓子、アルコール各種が販売されています。営業時間は7:00~22:00。
近隣のコンビニも24時間ではなく23時までだったので、23時以降に夜遅くにアルコールが飲みたくなっても購入できるところがありません。事前に買っておいたほうがいいです。

電子レンジも1階にありました。電子レンジの前にイスがあるホテルは初めてかも。
ホテル探検の後は、お隣のさきしまコスモタワー展望台(のちほど紹介します)に登ったりATCでご飯を調達したりしつつ滞在を楽しみました。
家から、マッサージクリームや入浴剤などを持ってきていたので広いお風呂もゆっくりと満喫。

外をみると天保山の観覧車がライトアップされていてキレイです。では、おやすみなさ〜い
「クインテッサホテル大阪ベイ」の朝食ビュッフェ

おはようございます!ベッドが広くて寝心地がよかったので、完全に寝坊。朝散歩する時間もなく慌てて1階の朝食会場へ

生野菜は少なめだったけど、手作りっぽいドレッシングは7種類。全部はとても試せない。

野菜を使ったデリは種類が多くて食べ応えあり。

鴨ハム、チーズは3種(ブルーチーズ、カマンベール、クリームチーズ)、卵はゆで卵。

ガラスのカップに入ってるのは冷製スープ(コーンスープ、ガスパッチョ)。おしゃれ〜

色付きの蒸しパンだと思ったら、メロンパンでした。パンというよりもパウンドケーキーっぽい。

温製デリ。定番のウインナーやパスタ以外にもカラフルなオーブン料理が目を惹きます。

フィッシュフライは自家製のタルタルソースをかけていただくんですが、タルタルは酸味少なめで美味しかったですよ。

ローストビーフ丼。柔らかくて美味しかったけど、ご飯は半量でいいかな。

ライブキッチンで作りたてをいただけるオムレツ。

クロワッサン生地をワッフルのように焼くクロッフルはトッピングを自由にできるので、ホイップとチーズホイップをたっぷり盛っちゃいました。美味しいと罪悪感が比例する罪深い食べ物です。

クロッフル用のトッピング(あんこ、マンゴー、ミックスジャム、チーズホイップ、ホイップ、アーモンド、チョコ)は他のスイーツやパンにも併用可能。無限の可能性!

スイーツも種類豊富です。

面白かったのがコーヒーシロップが4種類もあったこと。コーヒーは薄かったのが残念だったけど、コーヒーにホイップやシロップを載せたり、コーヒーフロート作れたのは楽しかったですね。
料理の種類も多かったけど、ソースやドレッシング、トッピング具材がたくさんあって、カスタマイズし放題なので、どうしても食べすぎちゃいます。ダイエット中の方は要注意です。
重すぎるお腹をかかえつつ、荷造りしてホテルを後しました。広くて快適なホテルでしたー!
『クインテッサ大阪ベイ』近隣のおすすめスポット
ホテルから近い大阪のスポットの紹介です
大阪・関西万博

「大阪・関西万博」は2025年4月13日〜10月13日まで大阪湾の夢洲で開催される5年に一度の国際的な博覧会です。日本開催は今回で6回目、大阪では2目。会場は約155ヘクタール、来場者数は約2,820万人を予想しており、161カ国のパピリオンでは未来の技術がいち早く展示されます。
「大阪・国際万博」の会場まではホテルから約18分。クインテッサホテル大阪ベイは万博会場からもっとも近いホテルの一つです。

さきしまコスモタワー展望台

ホテルから徒歩約4分のさきしまコスモタワーは、大阪市の南港に位置する55階だてのランドマークで、現在は大阪府咲洲庁舎として利用もされています。最上階、地上252メートルの展望台から大阪湾岸部や淡路島、明石海峡大橋を一望できます。

展望台は360度のパノラマビューが特徴で、特に日本海に沈む夕陽は日本夕焼け百景に選ばれています。

大阪都市部を望むダイナミックな夜景も見どころです。

大阪・関西万博をシンボル「大屋根リング」。ギネス登録された最大の木造建築の全景をみることができましたよ。
さきしまコスモタワー展望台(大阪府咲洲庁舎展望台)
営業時間 11:00~22:00 ※最終入場時間21:30
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日振替)
料金 大人1,000円、中小人600円
※チケット購入サイトのアソビューなら10%引きで購入できます。
ATC(アジアトレードセンター)

アジア太平洋トレードセンター(ATC)は、ホテルから徒歩7分ほどの商業施設です。周辺に飲食店が少なく、ホテルの近辺でご飯を食べるなら、ATCに入ってる飲食店で食べることになります。全国的なチェーン店からここにしかない個人店まで30店以上の飲食店が入っています。

ATCにはサンフラワーの乗り場があるので、いつも船が停泊しています。サンフラワが大好きなのでテンション上がるんですよね。この日は2隻も見られてラッキー。
ATC(アジアトレードセンター)
営業時間
ショッピング 11:00~20:00
レストラン 11:00~22:00
※一部営業時間が異なる店舗あり
ホテルからUSJや道頓堀など観光地までの所要時間

ホテルから目的地までの所用時間 | |||
目的地 | 交通手段 | 乗り換え回数 | 所用時間(目安) |
大阪・関西万博 | 大阪メトロ | なし | 18分 |
USJ | JR | 1回 | 50分 |
海遊館 | 大阪メトロ | なし | 30分 |
道頓堀 (グリコ看板) | 大阪メトロ | 1回 | 45分 |
大阪城 | 大阪メトロ | なし | 50分 |
新世界 (通天閣) | 大阪メトロ →JR環状線 | 1回 | 40分 |
京都 | 大阪メトロ →JR | 1回 | 90分 |
新大阪 (新幹線の駅) | 大阪メトロ | 1回 | 50分 |
『クインテッサホテル大阪ベイ』近郊の穴場駐車場
ホテル近くの格安駐車場情報です。私たち夫婦はバイクが主な交通手段なんですが、何気に停めるところに困るのがバイク。そんなバイク(自動二輪)用の駐車場も紹介します。
価格は時期によって変わるので、駐車する前に現地の看板にてお確かめください。
車の場合
ホテルには提携している駐車場があります。場所は隣接している「グランドプリンスホテル大阪ベイ敷地内立体駐車場です。1泊1,000円、駐車した後でクインテッサホテルのフロントで清算してチェックアウト時に駐車券を受け取ります。周辺駐車場に比べても高くはないので、できるだけ近くで停めたいという方はホテルの提携駐車場に停めてください。
予約制ではないので、駐車場がいっぱいだったりもう少し安いところがいいという場合におすすめなのがホテルから徒歩約5分の「タイムズコスモスクエア第5」
24時間で600円と近隣最安値ではありますが、万博の開催期間は高くなる可能性ありです。実際に駐車する時は駐車場の看板の価格をチェックしてください。
【タイムズコスモスクエア第5】
住所 大阪府大阪市住之江区南港北1-6
収容台数 80台
24時間入出庫可能
ホテルからは徒歩約5分
バイク(自動二輪)の場合
南港にはバイクの駐車場ってほんとなくて、申し訳ないんですがATCの無料駐車場に停めさせてもらってます。場所はATCの建物の裏側(北埠頭4号線沿い)です。係員さんはいないので、空いたところに停めます。無料なので申し訳ないので、できるだけATCで食べたり買い物したりしてください。
場所は赤丸を入れてあたりです。※万博開催中は無料じゃない可能性ありです。

『クインテッサ大阪ベイ』宿泊レビューまとめ
宿泊日 2025年3月23日(日)〜24日(月)
宿泊者 夫婦2人
スタンダードダブル(42m²)朝食付きで2人14,675円
客室はとにかく広くて天井も高いです。窓の外には大阪湾が見えて開放感は抜群。バス・トイレがセパレートなのも嬉しい。特にお風呂は高級ホテル並に広く、ゆったりとしていたのも良かったです。
エレベーターの音や外の音が気になるという意見もあったので音に敏感な方は耳栓をもっていったほうがいいかもしれません。
近くにATCという商業施設があるものの、人気のイベントがない限りは閑散としていて寂しい雰囲気。近くに大阪府咲洲庁舎があり働いている人の利用が多いのかランチ利用はリーズナブルです。観光地ではないので土日祝はどの店もそれほど混まないのはかえってメリットですね。
万博開催中は混み合うかもしれませんが、普段は静かな場所です。
夜は早くに閉まってしまう店が多いので、夜遅くに外で食事をするのは難しいかもしれません。
万博だけでなく、インテックス大阪にも近く、コミケや見本市など人気のイベント時には早い時期から予約でいっぱいになるので、人気イベントがあるときは早めの予約がおすすめです。
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